留学体験者インタビュー
留学を決めた理由のひとつに、2年次の学園祭をきっかけに仲よくなったインドネシアからの留学生の存在があります。彼らにもう一度会いたいという強い思いが、留学を後押しました。
現地では植物学や生態学、農業経済学などの分野を幅広く履修しました。なかでも印象的だったのは、植物を栽培・収穫し、実験を行う授業です。その授業に行くには、大学から畑までをバイクで移動するのですが、私は現地のクラスメートのバイクに乗せてもらうことになりました。インドネシアならではのキャンパスライフにワクワクしたのを覚えています。また、英語やインドネシア語が飛び交う授業では、わからない単語があると現地の友人がとても親切に教えてくれました。
現地での半年間は、語学や文化、環境の違いに戸惑うことばかりでしたが、人々の明るく楽観的な人柄に助けられ、乗り切ることができました。そんな国民性に触れ、帰国後は農学に限らず「さまざまなことに挑戦したい!」と前向きに考えるようになりました。
カリマンタン島にて、滞在先の村人たちと。森林火災跡地での植林活動に参加しているところ
今後は、農業や林業などの一次産業が抱える課題の解決方法を探りながら、若い人々に農業の「魅力」を伝えていきたいです。
※掲載内容は、2019年11月取材時のものです。