東京農工大学

受験生の皆様

サークル紹介

昆虫研究会

図鑑で見た虫が動く姿をリアルに見る美しさは格別!

農学部 地域生態システム学科 3年 井出 征一郎さん

北は北海道、南は沖縄まで、全国津々浦々に出かけて昆虫採集を行います。マレーシア、インドネシアなど、海外まで採集に行くメンバーもいます。もちろん、高尾山や奥多摩など近場も格好の採集地で、アオタマムシなど珍しい虫が探せます。意外に知られていませんが、府中キャンパスでもヤマトタマムシやヒラタクワガタといった珍しい昆虫が探せるんですよ!

メンバーは農学部生中心に28人。もともと虫が大好きだったタイプもいれば、大学に入って急に昆虫の魅力に目覚めたタイプのメンバーもいます。研究会には、クワガタ、カブトムシ、チョウ、ガなどの流派があり、気が合うメンバーを募って、自由に採集に出かけるスタイルで、多い人は年100日以上、採集に出ています。採集先では、景色や温泉などを楽しんで旅気分も満喫できるのも魅力。標本づくりや飼育、写真撮影なども行っています。府中キャンパスの大学祭『農工祭』では、毎年、虫の標本を展示して、子どもたちの注目を集めています。

毎年夏には、合宿を行っており、2015年は千葉の館山、2016年は伊豆大島に行きました。図鑑で見ている虫がリアルに動く姿を大自然の中で見る美しさは格別。「ここだ!」と思ったポイントに何度も通い、ついに目的の虫と出合ったときの達成感はたまりません。珍しい発見をしたときは、昆虫マニアに人気の『月刊むし』や学会誌に投稿。これまで記事が掲載された先輩もたくさんいます。この写真には写っていませんが、女子メンバーもたくさんいるので、ぜひ一度部室に遊びに来てください!

活動は虫取り。みんなで網を片手に出かけます

※掲載内容は、2016年10月取材時のものです。

昆虫研究会

東京農工大学最古参サークルの一つで、フィールドでの昆虫採集、写真撮影や標本作成、また採集してきた昆虫の飼育などをメインに活動しています。ここ数年間で急激に人数が増加していて、OBには有名な昆虫写真家、海野和男さんがいます。合宿では、メンバーの要求に応じて、飲んだり食べたり、温泉に入ったり、釣りをしたりもします。 また、11月に行われる『農工祭』では標本や生きた昆虫の展示などを行い、多くの来場者に楽しんでもらっています。