加村 泰裕(KAMURA Yasuhiro)


研究紹介

  卒業論文:「長期間の開放系大気CO2増加実験によるブナの木部構造変化に関する研究」

近年、大気中CO2濃度の上昇に伴う地球温暖化が深刻な問題となっています。大気中のCO2濃度が上昇することで、樹木の光合成や成長、組織構造が変化する可能性があります。そこで、樹木に対する高CO2濃度の影響を明らかにするために、北海道大学構内に設置されたFACE(Free Air CO2 Enrichment)を用いて10年間生育した樹木の木部構造の変化を明らかにすることを目的とし、研究を行いました。

FACEは野外で高CO2処理を行う実験系で、根系の制限が無く、長期間の高CO2処理を行うことが可能です。


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