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東京農工大学農学部/大学院農学府 生物化学研究室

殿塚隆史 博士(農学)

メール: tonozukaアットマークcc.tuat.ac.jp

糖に作用する酵素の解析とその応用

 

糖は、人間にとって必要不可欠な物質です。糖といえば、お砂糖のような甘い物質を思い浮かべる方が多いと思いますが、ごはんやパンを食べることによって日々摂取している澱粉は、グルコースという単糖がつながった物質で、多糖として分類される糖です。

また、植物の構造を支えており地球上に最も多いバイオマスであるセルロースは、人間には食べることはできませんが、これもグルコースという単糖がつながった、多糖という物質の一種です。糖には、糖タンパク質に付加している糖鎖のような、澱粉やセルロースにくらべると少量しか存在しないけれども、体内で高次な機能を持っているようなものもあります。このように、一口に糖と言っても、さまざまなものが存在することが分かります。

 

私のグループでは、糖に作用する酵素の構造と機能を解析し、その結果をもとに酵素を用いた有用な糖の創出や、酵素への新たな機能の付加を行っています。特に農学において重要な、澱粉、砂糖、セルロースに作用する酵素(すなわちアミラーゼ、インベルターゼ、セルラーゼ)などを材料とし、これらの研究をもとに、食品や環境への分野に貢献することを目指します。


 

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