研究設備

桑原研究室が所有する試験機,測定器について紹介します.試験機は先生や学生が知恵を出し合い,精魂をこめて作製したものが多いです.
試験機 測定装置

現存試験機

二軸引張試験機2号機
(最大荷重100kN)

材料の高強度化のニーズに応え,1号機の引張力を強くしたものです.

小型二軸引張試験機
(最大荷重20kN)

小型二軸試験片用の試験機です.

面内反転負荷試験機2号機
極薄板を用いて座屈させること無く圧縮試験が行える試験機です.面内反転負荷試験も出来ます.

面内反転負荷試験機4号機
(改修型-Siramaru)

高張力鋼板用の面内反転負荷試験機です.
単軸引張・圧縮・面内反転負荷・平面ひずみ圧縮試験を行うことが出来ます.
専用の伸び計により,1号機,2号機と比べて大ひずみまで測定が可能になりました.

軸力-内圧型自由バルジ試験機
円管材を用いて,軸力と内圧を同時に制御しながら二軸状態の試験ができる試験機です.応力-ひずみ曲線の他,
成形限界応力なども測定できます.

ひずみ速度制御バルジ試験機
液圧バルジ試験機です.等二軸試験が大ひずみ域まで行えます.

純曲げ試験機
微小試験片を用いて,純粋曲げ試験を行うことが出来ます.曲げモーメントや曲げ荷重を測定する事が出来ます.

サーボ制御曲げ曲げ戻しシミュレータ
金属板に張力を負荷しながら曲げ曲げ戻し変形を加えることができます.
曲げ曲げ戻し変形を受けた金属板の破断予測やスプリングバック試験が行えます.

AZUSA2 (複合張出し試験機)
複合負荷を受ける張出し成形試験を行えます.穴広げ成型試験も行うことが出来ます.

平板ねじり試験機

準高ひずみ速度張出し試験機
(国際計測器製)

円管ねじり試験機


学外に移転された試験機

二軸引張試験機1号機
(最大荷重50kN)

板材に2軸の荷重を与えることが出来,二軸引張・引張-圧縮混合試験,ひずみ制御試験が行えます.

高速曲げ曲げ戻し試験機
高速で金属板に張力を負荷しながら曲げ曲げ戻し変形を加えることができます.
曲げ曲げ戻し変形を受けた金属板の破断予測やスプリングバック試験が行えます.
2019年度に中部大学に移設されました.


現在分解されて保管されている試験機

張り出し試験機
(最大荷重100kN)

板材をポンチにより張り出すことにより,穴広げ性や成形限界ひずみを測定する事が出来ます.
大小2種類のポンチがあり,ブランクの大きさも2種類に適用可能です.

深絞り試験機
深絞りを行い,深絞り容器の耳発生のメカニズムや深絞り性などを調べることが出来ます.

引張曲げスプリングバック評価試験機

面内圧縮試験機1号機
(極薄板用)

ヘミング試験機

打抜きせん断試験機

ビード張力制御試験機

小型単軸引張・圧縮試験機
小型の試験片を用いて単軸引張・圧縮を行える試験機です.
これにより,予ひずみを違う試験機で与え,その試験材より小型試験片を切り出し,単軸引張・圧縮試験を行う…
ということができるようになりました.

温間面内反転負荷試験機
高張力鋼板用の温間面内反転負荷試験機です.試験片を200℃まで加熱した状態で引張/圧縮試験が行えます.


現存しない試験機

曲げ曲げ戻し試験機

引張曲げ試験機

円錐曲げスプリングバック評価試験機

対向液圧せん断加工試験機

100tプレス成形試験機
我が研究室のなかで,一番容量の大きい試験機です.面ひずみの金型が現在付いており,面ひずみ試験を行うことが出来ます.


現在活躍中の測定装置

光学顕微鏡(ミツトヨ MF-A)
グリッドの間隔を読むことにより,試験片の幅や,ひずみを測定することができます.とてもよく使われています.

輪郭形状測定器
(東京精密製 CONTOURECORD1700SD-13)

測定子(スタイラス)を物体に沿わせて動かすことにより,物体の輪郭を測定することができます.

ARAMIS
(GOM製 ARAMIS-5M)


現存しない測定装置

2次元輪郭測定器
(ミツトヨ CDH-400)

真円度測定機
(小坂研究所 EC1550)