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◎ 「イノベーション・ジャパン2018」に出展
 8月30日(木)〜31日(金)、東京ビッグサイト(東京・江東区)において「イノベーション・ジャパン2018」が開催されました。
 JSTとNEDOの主催によるこの見本市は、大学等のシーズと産業界のニーズの新たな結合による社会還元へのスタートの場として活用されています。15回目を迎えた今年も、多数の来場者で賑わいました。
 本学からは、応用化学部門の兼橋真二特任助教、テニュアトラック推進機構の久保若奈特任准教授が出展し、650名を超える企業、機関の関係者が本学ブースに訪れました。

【展示ブースの様子】
<JST大学見本市ゾーン>
○兼橋真二特任助教ブース−低炭素・エネルギーエリア
・出展タイトル「カシューナッツの殻から作る機能性ポリマー」
非可食・未利用バイオマスであるカシューオイルを原料とする機能性ポリマー材料を紹介。また、塗料・樹脂・フィルムサンプルの展示を行いました。
 
○久保若奈特任准教授ブース−ナノテクノロジーエリア
・出展タイトル「メタマテリアルによるナノスケール光ディテクタ」
光を熱に変換するメタマテリアル構造を利用した、光ディテクタを紹介。メタマテリアル構造の光応答の様子を、動画により視覚的に来場者に体感していただきました。
 
加工の様子の紹介やサンプルの展示など、来場者が応用をイメージしやすい展示により活発な意見交換が行われ、今後の連携活動の加速が期待されます。
<NEDOゾーン>
本学より国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構に採用された事業の展示も同時に行われました。
○上田祐樹准教授−エネルギー環境エリア
・出展タイトル「LNG冷熱利用熱音響エンジン発電技術の研究開発 LNG冷熱を低コストで電力に変換する」
 
 
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