学内の動き T行事・イベント
◎ 「サマーフェスタ」を開催
 8月23日(木)から25日(土)までの3日間、科学博物館において、せんいの技の体験と実験を通しての科学のおもしろさを子供に体験してもらうサマーフェスタを開催しました。本イベントは、夏休みの自由研究の一助になればと毎年8月下旬に開催しています。
 3日間、保護者と共に、主に小学生が来館し、23日、24日は、当館ボランティア友の会が、せんいの技を体験させるワークショップを行いました。その内容は豊富で、真綿でうちわを作ったり、組ひもの丸台で組ひもをくんでみたり、藍の生葉染めをしたり、簡単な藍の絞り染めの技を体験したり、つるでかごを編んだり、はたおりでコースターを作ったり等々と、どれもすぐに定員に達し、早々に材料切れになってしまうほどでした。2日間の参加者は、623人でした。
 25日は、筑波大学の三谷純教授をお招きし、立体折り紙講演会・ミニワークショップを開催し、先着80名のところ、あっという間に満員になる人気でした。また、3D技術デモンストレーション、ゲストに千葉大学の伊藤智義教授及び本学の高木康博教授をお招きしてのサイエンストーク「どうなる?未来の3D技術」、午後は、小学生向け科学教室「真夏のサイエンスマルシェ」を開催し、4種の実験全て先着で整理券を配付しましたが、行列ができるほどすぐに定員に達し、参加できなかった子も多く出るほどでした。実験タイトルは、企画・運営を学生団体mussetが行った「すごいぞ酵素!〜体の中の働き者〜」、「回る!曲がる!機械の中の機構」並びに学芸員実習の受講生による「ゴムノキからスーパーボールを作ろう」、プラネタリウム「地球を飛び出そう〜惑星への旅〜」でした。参加者の合計は、子供約160人、保護者約170人と大盛況でした。
 3日間の来館者数の合計は、1,464人と過去最高に昇りました。
 
せんいの技を実体験する会場 小学生向け科学教室「ゴムノキからスーパーボール作ろう」
藍の生葉染めの様子
 
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