学内の動き T行事・イベント
◎ 公開講座を実施
 公開講座が開催されました。

<子ども樹木博士>
 「子ども樹木博士」が8月26日(土)に、戸田浩人農学研究院教授、小池伸介准教授、渡辺直明FSセンター自然環境分野長の担当で、府中キャンパスにて開催されました。今年は早々と募集人数を超え、最終的に85名の参加となりました。
 本講座は、身近な樹木の名前、性質、用途などを、小・中学生とその保護者に野外で解説し、その後に室内で標本の樹木名を当てる試験を行い、正解数に応じて段位を認定するもので、本年で19年間続いています。学年、経験、申し出によって、今年は初級(23種)、中級(53種)、上級(87種)に挑戦してもらいました。受講者は小グループに分かれ、担当学生とともに野外の樹木を見ながら解説を聞き、さらに教室で標本を手に取って覚えます。一緒に来た就学前のお子さんも数名挑戦し、楽しそうに一生懸命覚えていました。連年参加し6段(60種以上正解)まで進んだ中学生もいました。
 また、特筆すべきことに、今年はこの講座をきっかけに本学に入学した新入生が、教える側で参加してくれました。
 アンケートで大学の公開講座で教えてほしいことを尋ねたところ、「花や実のこと」「鳥や虫のこと」などが挙げられ、子ども達が本講座を通して身近な自然に興味を広げたといえます。
 
樹木を見て説明を受けます 標本を見ながら、樹木名を覚えます
 
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