学内の動き T行事・イベント
◎ 「IGS(グローバル科学技術人材養成)プログラム:高大連携教室」を広島、浜松、東京で開催
 IGSプログラムは、文部科学省採択事業の「大学教育再生加速プログラム:テーマV高大接続」事業として、2014年に採択を受け、今年で4年目になります。理系の研究に関心のある高校2年生を対象に、夏、冬、春の年3回開催しています。この夏のプログラムは8月10日(木)広島、22日(火)浜松、25日(金)小金井キャンパスの3会場で開催しました。今回は事前課題として「食料問題」の解決策を個人で考え、持ち寄ったアイデアをプログラム当日にグループで議論して、最終的にプレゼンテーションを行うアクティブラーニングを経験しました。
 参加した高校生は、食料の効率的な生産、品種改良、高齢化する農業従事者の支援、IT技術の導入など、様々なアプローチの方法に気づき、農学、工学の研究が課題解決につながることが理解できたようです。また、主体的に取り組む姿勢が大切なことや、他者と協働することで大きな成果が得られることも実感できたと振り返っていました。ファシリテーターとして参加した農工大生とのコミュニケーションが、将来の大学生活をより具体的にイメージさせ、進学のモチベーションを高める効果もあったようです。
 これから更に科学への興味、関心を広げ、理系志望の意を強く持ち続けることを期待しています。
 
所属の異なる高校生同士のディスカッション(広島会場)
集合写真(小金井会場)
 
←前の記事 次の記事→

584号目次へ戻る