「ペアレンツ・デー」は、学生の保護者に本学の修学環境を直接ご覧いただき、進学、研究、就職などの状況および各学部・学科の教育方針をより深く理解していただくことを目的として、平成24年度から開催しているものです。5回目の開催となる今年度は、対象となる学生953名に対し、462名の保護者が参加し、関心の高さが伺えるものとなりました。
午前の全体会では、松永是学長の開会挨拶の後、國見裕久理事（教育担当）・副学長から教育と研究、学生支援、進学・就職状況に関する説明、馬渕麻由子大学教育センター准教授から進学・就職を控えた大学生のメンタルヘルスに関する説明を行いました。また、「農工大における学生生活」と題した講演では、農学府自然環境保全学専攻2年、工学府情報工学専攻(博士前期課程)2年、工学府応用化学専攻(博士後期課程)1年に在学している3名の学生による体験談が発表され、参加した保護者は熱心に聴き入っていました。
午後は各学部のキャンパスへ移動し、学部別分科会において各学部・学科の教育・研究内容、進学・就職状況についての詳細な説明および研究室見学、個別相談を行いました。
参加した保護者からは、「在学生の講演が非常に有意義であった。」、「大学のサポート体制や教育環境が良く分かり、また、研究室も見学できてよかった。」、「先生と個別相談をさせていただきコミュニケーションを取ることができてよかった。」等の声が寄せられ、保護者に対して直接説明する機会の意義を改めて認識できた一日となりました。
