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◎ 科学博物館で国際博物館の日記念イベント開催
 5月14日(土)、科学博物館において、国際博物館の日記念イベントが開催されました。
 1977年、国際博物館会議(ICOM)が、5月18日を「国際博物館の日」と制定したことを記念し、科学博物館の学内、学外周知を目的として毎年実施しているものです。
 今年は学部生を中心とする博物館学生支援団体mussetによるガイドツアーと子ども科学教室、博物館友の会のワークショップ、繊維技術研究会による機械の動態実演、農学部水谷哲也教授(日本折り紙協会折り紙講師)による折り紙教室を実施しました。博物館3階のワークショップの会場では型絵染め、わら細工、組紐、ひも結び、真綿、しゅろ細工の6つの伝統技術を体験できるコーナーがずらりと並び、博物館ロビーには折り紙教室の昆虫や鳥などの精細な作品が飾られました。子ども科学教室は事前申し込みで満員となり、学生たちの実験準備にも力が入りました。
 当日の入館者数173名、各イベントの参加者は科学教室27名、保護者23名、折り紙教室15名、ガイドツアー10名、ワークショップ135名でした。子どもから年配まで幅広い年齢層が来館し、体験や博物館の展示を楽しんでいる様子が見られました。子ども科学教室は、J:COMに取材され、学生が実験教室を行う様子が周辺地域でTV放映されました。
 来館者アンケートでは、「地球ゴマがおもしろかったのでまた実験教室に行きたい」(小学校4年生)、「とてもいい機械の実演と説明でした。このような手工業と現代の全自動のブラックボックスの間の原理の見えやすい機械は、現代の子どもにはぜひ多く見てもらいたい」(小金井市66歳)などのコメントをいただきました。今後も多様な事業を行い、たくさんの方に博物館をご見学いただきたいと思います。
 
子ども科学教室
『まわる』はすごい自転車はどうして倒れないの?
折り紙教室の様子
 
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