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◎ グローバル科学技術人材養成(IGS)プログラム「高大連携教室」を開催
 12月26日(土)〜28日(月)、府中キャンパスおよび国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)において、第3回IGSプログラム「高大連携教室」が開催され、16名の高校生が参加しました。
 IGSプログラムは、将来の最先端の研究や科学技術を、グローバルなスケールで担える人材の育成を目指しており、本教室は高校生の段階から大学レベルの実験・実習を体験し研究や科学の手法を学ぶ場として、また、学部の初年次教育までの期間を含め、将来へのキャリアプロセスを連続的に構築していくための第一ステップとして位置付けられています。
 今回は「環境問題」をテーマに、参加者が関心のある環境問題を共有し、その問題に対する解決案の発表や光スペクトル観察による量子化学の実験、その理論が分析に応用される微細プラスチック片分析の環境化学実験のほか、科学英語についての授業が行われました。
 また、本学留学生との交流会も行われ、高校生たちは世界各地の環境問題について理解を深めていました。
 参加した高校生からは、「大学レベルの授業や実験を楽しく受けることができた」、「漠然としていた進路への意識が明確になった」などの感想が聞かれ、科学者や研究者を目指す高校生たちにとって、非常に有意義な機会となりました。
 
グループワークの様子 微細プラスチック片分析の環境化学実験
 
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