学内の動き T行事・イベント
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◎ 平成27年度 公開講座を開催
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<「化学の工学」で考える環境・エネルギー問題> 7月11日(土)、小金井キャンパスにおいて、高校生を対象とした工学部化学システム工学科主催の公開講座「『化学の工学』で考える環境エネルギー問題」が開催され、24名が受講しました。 はじめに、学科長の細見正明教授より、「化学工学」がどのような学問分野であるかということについて平易な言葉を用いた説明が行われ、続いて、化学システム工学科4年生の学生2名により、在学生から見た「化学の工学」の説明と、大学生活の紹介が行われました。その後、寺田昭彦准教授から、「未知の微生物の探索・制御と環境浄化プロセスへの応用:環境保全に貢献する化学工学」と題する講演が行われ、講義終了後には各研究室に移動して、受講者は普段見ることのない大学の実験装置を使った実験を体験しました。 講座の終了予定時刻を過ぎても、研究室の説明を担当した本学の学生と熱心に話を続ける高校生が多数おり、終了後には、受講者から「大学の授業の一端に触れられてよかった」、「環境系の話が聞けてうれしかった」などの感想が寄せられました。 また、アンケート結果からも、講座内容に対する受講者の高い満足度がうかがえ、受講した高校生にとって、本講座が非常に有意義なものとなりました。 |
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研究室体験の様子(その1) | 研究室体験の様子(その2) | |
<小動物臨床獣医師養成講座 中級眼科> 7月12日(日)、府中キャンパス農学部附属動物医療センターにおいて、平成27年度公開講座「小動物臨床獣医師養成講座 中級眼科」が開催されました。 本講座は、「獣医師の卒後再教育プログラム アドバンス イン 農工大!」が主催し、リカレント教育による獣医師のスキルアップ・再就職支援を目的として毎年開催されているもので、豚眼を使って基本的手技を習得できる講座として高い評価を得ており、今年度で4回目となります。 今年度も昨年度に続き、麻布大学の印牧信行准教授を講師に迎え、角膜潰瘍や穿孔への外科的アプローチを学びました。 受講者からは、「基礎からしっかり学ぶことができた」、「角膜について理解が深まり、診療に役立つ」、「講師に直接質問でき、日頃の疑問点が解決できた」、「実習で細かい手技まで学ぶことができ、満足した」という声が寄せられ、大変有意義な講座となりました。 本講座の詳細はホームページをご覧ください。 http://www.tuat.ac.jp/~manabi/ |
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<実演・実習 高校生のための野生動物学講座> 7月19日(日)、府中キャンパスにおいて、公開講座「実演・実習 高校生のための野生動物学講座」が開催されました。 本講座は、鈴木馨広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター(FSセンター)野生動物保護管理分野長のほか、武田庄平地域生態システム学科准教授、佐藤俊幸共同獣医学科准教授、小山哲史共同獣医学科助教が担当し、大学での野生動物学教育と研究について、わかりやく具体的な解説が行われました。FSセンターの野生動物保護活動の紹介や実演・実習を中心にした内容は、多くの受講者から好評を博し、本学への関心をより深めていただきした。 この講座の受講者には、動物関係の進路や本学への進学を志望する高校生が多く、実際に多数の学生が本学に入学しています。受講者の満足度も高く、今後も講座内容のさらなる充実に努めることで、より一層の発展が期待されます。 |
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<学校教員のための遺伝子組換え実験教育研修会> 7月23日(木)および24日(金)、学術研究支援総合センターの遺伝子実験施設において、公開講座「学校教員のための遺伝子組換え実験教育研修会」が開催され、中学・高校の理科系教員14名が受講しました。 本研修会は、「教育目的組換えDNA実験」のガイドラインが文部科学省で制定された2001年に、筑波大学遺伝子実験センターと東京農工大学遺伝子実験施設が全国の国立大学遺伝子実験施設に先駆けて開催し、以来、両大学での参加者は合計600名以上になります。 研修会では、リテラシーとしての遺伝子教育を目標としてアメリカで開発された教材キットを利用して行われ、1日目はヒートショック法で大腸菌にプラスミドDNAを導入するという基本的な実験を行いました。プラスミドにはオワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質の遺伝子が含まれており、2日目に観察する大腸菌コロニーが紫外線ランプの下で美しい緑色の蛍光を放つ様は、受講者にとって感動的であったようです。また、外部講師陣による多面的な講義と実習には,関連法令の知識から遺伝子研究の最先端までが含まれており、多くの参加者は予想以上のレベルの高さに満足していました。 今回受講した教員の方々の指導の下、中学や高校の授業での同実験をとおして、生徒たちは新しい分子生物学に対する興味が高まるものと思われます。 |
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<アリと自然環境> 7月25日(土)、府中キャンパスにおいて、小学生を対象とした公開講座「アリと自然環境」が開催されました。 この公開講座は、様々な環境に多種多様なアリが生息していることを体験的に理解してもらうことを目的に平成23年度から開催しており、5回目となる今回は、保護者の方々を含め45名が受講しました。 当日は、アリに関する基礎知識の解説が行われた後、受講者自らが「吸虫管」を作成し、使い方の練習をした後、キャンパス内へ“アリエンテーリング”に出かけました。子供達は、事前に配布されたアリのリストを参考にしながらキャンパス内を探索し、採取したアリを自習室に持ち帰り、顕微鏡を使って種の同定を行いました。 昼休みは、昼食をとりながら、サムライアリの奴隷狩りやトビイロシワアリの小石投げ行動の様子などをビデオで学びました。屋外での採集を終えた後、アリの形態を観察しながら描いたスケッチを提出してもらい、アリエンテーリングとスケッチの成績を合計し、成績優秀者を表彰しました。 その後、日本蟻類研究会の近藤正樹会長(白梅大学名誉教授)によるミニ講義が行われ、最後に受講者全員に受講証明書が手渡されました。全プログラムをとおして、身近な環境にいろいろなアリが生息していることを実感でき、家族ぐるみで楽しく学べる一日となりました。 |
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アリを採集中 | 受講者全員に受講証明書を授与 | |
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