「ペアレンツ・デー」は、学生の保護者に本学の就学環境を直接ご覧いただき、進学、就職、研究などの状況および各学部・学科の教育方針をより深く理解していただくことを目的とし平成24年度から開催しているもので、3回目の開催となる今年度は、対象となる学生984名に対し、430名の保護者が参加し、関心の高さがうかがえました。
午前の全体会では、松永是学長の開会挨拶の後、國見裕久理事（教育担当）・副学長から教育・研究・学生支援・就職状況について、馬渕麻由子保健管理センター特任講師から進学・就職を控えた大学生のメンタルヘルスについて説明が行われました。また、本学を卒業・修了し、現在、株式会社コカ・コーラ東京研究開発センターおよび富士フイルムソフトウエア株式会社に在職する2名の卒業生による「農工大における学生生活」と題した講演も行われ、参加した保護者は熱心に2名の体験談に聴き入っていました。
午後の学部別分科会では、各学部のキャンパスへ移動し、各学部・学科の教育・研究内容、進学・就職状況についての詳細な説明および研究室見学、個別相談が行われました。
参加した保護者からは、「卒業生の講演を聞けて非常に参考となった」、「大学のサポート体制や教育環境が素晴らしいことが分かりました」、「親はなかなか大学に来る機会がないので良い機会になった」との声が多数あり、学生の学習・研究環境および進路に対する理解を深めることができたとともに、今後も大学側から保護者へ直接説明する機会を持ち続けることの重要性を改めて認識できた一日となりました。
