このサマースクールは、女子中高生およびその保護者を対象に、農学・工学を含む理系学部への進路選択支援を目的として、女性未来育成機構が主催しています。
当日は、午前に本学の女性教員2名が、現在の研究内容、研究者になろうとしたきっかけおよび研究者の生活について、各50分の講演を行いました。午後は3つの体験プログラムに分かれ、参加者は事前に選択したプログラムを受講して、農・工それぞれの学部で実際に行われている実験や研究成果を体験しました。最後に、農学部附属施設等（動物医療センター、農場、厩舎）の見学を行い、本学教職員および学生による施設・設備の説明、馬術部やミニホースの会の学生による活動紹介が行われました。
参加者は女子中高生57名、保護者・その他51名の計108名で、事後アンケートでは、「今までなんとなくしか描けていなかった将来像が少し目に見えた気がする」、「農工大に入学したら楽しそうだなと思った」、「女性研究者が自分の研究やライフスタイルを貫いて生きる姿を見せて頂き、娘の将来の参考になりました」などの感想が寄せられ、女子中高生と保護者の方々に、両学部の魅力や女性研究者の活躍を発信する良い機会となりました。
