本セミナーは、民間企業トップの方の豊富な経験に基づく経営哲学やノウハウを学び、今後の大学運営に生かしていくことを目的として、松永是学長の主催により開催されたもので、今回は、携帯電話で馴染みのあるＧＰＳ機能を利用した製品開発のトップにある2社とあって注目が高く、役員、教職員、学生など参加者250名が会場を埋め尽くしました。
当日は、松永是学長の挨拶の後、アイサンテクノロジー株式会社の柳澤社長が「測量ビジネスから3次元計測・自動運転技術への展開」と題し、定評のあるＣＡＤソフト事業から、現在はＧＰＳを使用した3次元計測技術や自動運転技術に事業を展開しているといった同社事業の変遷について講演があり、技術力による社内のイノベーションの実例に多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。
続いて、株式会社ナビタイムジャパンの大西社長から「大学での研究からの起業とナビタイムの世界戦略について」と題し、大学院で研究していた内容が、社内ベンチャーから現在の会社にまで発展したこと、経路探索アルゴリズム等について講演があり、学生は目を輝かせていました。
教職員のみならず学生も大きな刺激を受け、盛況のうちに終了しました。
