本研修会は、大学教職員の職務である「教育・研究・社会貢献」について期待されていることを知るとともに、他の部局の新任教職員同士が交流を深めることをねらいとしており、1年以内に本学に着任した52名（教育職員40名、リサーチ・アドミニストレーター3名、研究員1名、事務職員8名）が参加しました。
当日は、松永是学長の挨拶の後、國見裕久理事（教育担当）から本学の歴史と現状について説明がありました。続いて、藤井恒人大学教育センター准教授から、調査データをもとにした本学の学生状況の解説があり、 総務課計画評価室から中期目標・中期計画の説明、人事労務課および財務課から基本的な事務手続きの説明と不正防止の周知が行われ、早川東作保健管理センター教授からメンタルヘルスと学生との関係作りのコツについての講義、辻澤隆彦総合情報メディアセンター教授から情報セキュリティに関する講義が行われました。
午後の部では、三沢和彦工学研究院教授から、科学研究費助成事業の趣旨からみた採択率向上へのヒントについて事例を交えた講義がありました。続いて、木庭啓介農学研究院准教授から、体験に基づいた学生指導・教育・研究活動の工夫についての講演が行われ、最後に、吉永契一郎大学教育センター准教授から閉会の挨拶がありました。
参加した教職員からは、「大学の歴史や方針が良くわかり大変勉強になった」、「熱意ある充実した講演で刺激になった」「教職員合同で研修会を開催することは非常に良いと思う」等の感想が寄せられました。
