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◎ 東京農工大学/読売新聞立川支局共催 連続市民講座を開催
 3月22日(土)、府中キャンパスにおいて、読売新聞立川支局との共催による連続市民講座「自然と共に生きる先端科学―環境・食糧・生命を考える農学―」の第10回が開催され、一般市民約300名が参加しました。
 本講座は、「食の安全」、「健康」、「資源リサイクル」、「バイオ技術」など、対象領域の広がりを見せる「農学」の最先端を分かりやすく講義するもので、4月27日の第1回を皮切りに全10回開催され、延べ3000人の市民が参加しました。
 最終回となった今回の講座は、吉川正人農学研究院准教授による「都市の緑と植物の種多様性」をテーマとする講義が行われ、「自然保護」に代わって「生物多様性」という考え方が主流となっていること、住民自ら生き物の生育環境に関心を持つことが、都市の緑の質的な豊かさの維持・向上には欠かせないことなど、分かりやすい説明が行われました。
 また、講義終了後の質疑応答では、参加者から熱心な質問が相次いで寄せられ、都市の緑に対する関心の高さがうかがえました。
 

 
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