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◎ 文部科学省「情報ひろば」企画展示に出展
 8月1日(木)〜11月21日(木)、文部科学省情報ひろば(旧文部省庁舎3階)において、文部科学省との共同企画展示に出展しました。
 この企画展示は、文部科学省が、平成20年1月の庁舎移転を契機に、国民との双方向コミュニケーション機能を強化する取組の一環として、登録有形文化財となっている旧文部省庁舎を活用し、「情報ひろば」を整備。文部科学行政の取組と国立大学・研究機関の研究成果を情報発信するための取組として、開始されたものです。
 本学では、科学博物館が中心となり、教員の協力を得ながら出展に向けて検討を開始し、本学の基本理念を達成するためのキーワードである「安心・安全とグリーン・クリーン」にフォーカスした研究事例を紹介することとし、展示テーマである「命をつなぐ農工テクノロジー」のもと、
  1)グリーン・クリーン食料生産を実現する先進的植物工場の研究
  2)安心・安全な先進的治療を提供する絹製人工血管の開発
  3)安心・安全な社会を実現するための新たな車の開発
の3つのコーナーを設置しました。また、研究開発中のロボットや小型電気自動車などの実物展示、研究開発の様子を紹介する動画およびパネルによる解説など、展示内容が容易に理解できるよう工夫された展示を心がけました。
 さらに、展示期間中の8月7日(水)、8日(木)の2日間においては、「子ども霞が関見学デー」が同時開催され、多くの親子連れが本学のブースに足を運び、特に「組みひもづくり」の体験コーナーでは、子ども自ら展示中の組みひも装置を操作し、出来上がった組みひもは「ミサンガ」として持ち帰っていました。
 約4ヶ月間の展示期間には、延べ6,000名を超える来場者が本学のブースを訪れ、本学の最先端の研究活動を広く国民にアピールするという当初の目的が十分に達成できた企画展となりました。
 
絹の人工血管コーナー 子どもに大人気の組みひも体験コーナー
 
ブルーベリー自動収穫ロボットを見学する親子 小型電気自動車の体験乗車
 
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