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◎ 東京農工大学・首都大学東京・茨城大学が
「理工系大学協働教育コンソーシアムに関する基本協定」を締結

 10月31日(木)、東京ガーデンパレス(東京・湯島)において、本学と首都大学東京、茨城大学による「理工系大学協働教育コンソーシアムに関する基本協定書調印式」が執り行われました。
 本コンソーシアムは、ASEANにおける開発・成長、自然と人間社会の共存を図るためのプラットフォームを構築し、環境に配慮できるグローバル人材の育成を目指すものです。農業・工業・食料科学および地域づくりをテーマに、これらの諸課題にアプローチする協働教育プログラムを国内の国公立3大学が連携し、世界の成長センターとして目覚ましい発展を遂げるASEAN地域の高等教育機関とともに行います。
 当日は、松永是学長による開会挨拶の後、太田浩一橋大学国際教育センター教授による「大学のグローバル人材育成への貢献」と題する基調講演が行われました。続いて、セッション1では、「世界展開に向けたグローバル人材育成」と題し、堤正臣広報・国際担当副学長、三村信男茨城大学学長特別補佐、青村茂首都大学東京副学長による講演が行われ、セッション2では、「各大学におけるグローバル人材育成方針」と題し、Zainuddin Abdul Mananマレーシア工科大学化学工学部長、Sam Herodianボゴール農科大学農業工学部長、Donludee Jaisutカセサート大学農学府副学部長による講演が行われました。
 最後に、「東南アジアのモビリティ政策」と題するパネルディスカッションが行われ、國見裕久教育担当副学長による閉会挨拶で締めくくられました。
 各講演およびその後のパネルディスカッションでは活発な意見交換が行われ、3大学の連携・強力を推進する上で大変貴重なシンポジウムとなりました。
 

写真左より、池田幸雄茨城大学長、松永是学長、原島文雄首都大学東京学長
 
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