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◎ 東京農工大学/読売新聞立川支局共催 連続市民講座を開催
 4月27日(土)、府中キャンパスにおいて、読売新聞立川支局との共催による連続市民講座「自然と共に生きる先端科学―環境・食糧・生命を考える農学―」の第1回が開催され、一般市民約450名が参加しました。
 本講座は、「食の安全」、「健康」、「資源リサイクル」、「バイオ技術」など、対象領域の広がりを見せる「農学」の最先端を分かりやすく講義するもので、ほぼ1か月に1回のペースで全10回の開催を予定しています。
 当日は、丹生谷博遺伝子実験施設教授による「遺伝子組換え食品」をテーマとする講義が行われ、海外で生産される大豆やトウモロコシなどは遺伝子組換えが主流となっていることや、遺伝子組換え農作物が輸入される際は、食品衛生法や飼料安全法などに基づき厳しい審査や検査が行われていることなど、分かりやすい説明が行われました。
 また、講義終了後の質疑応答では、参加者から熱心な質問があり、今後の安全な食のあり方について示唆に富んだ講義となりました。
 
メイン会場の農学部本館講堂 丹生谷教授による講義の様子
 
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