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◎ 学長記者会見およびイノベーション推進国際連携シンポジウムを開催
 6月29日(金)、アルカディア市ヶ谷私学会館(東京・市ヶ谷)において、学長記者会見が開催されました。
 記者会見では、環境・エネルギー・食料問題の研究分野における世界の第一線の機関との国際連携および産学官連携を基軸とした5年一貫の大学院(博士課程専攻)の設置構想や実践科学学位プログラム等について、松永是学長および本プロジェクトの責任者であるイノベーション推進機構長の千葉一裕農学研究院教授等、関係者出席のもと発表されました。
 当日は、引き続き同会場において、イノベーション推進国際連携シンポジウムが開催され、本学に設置予定の5年一貫制の大学院博士課程における人材育成の在り方について、国際連携機関を代表して国連食糧農業機関(FAO)、国連世界食糧計画(WFP)、国際協力機構(JICA)、SRIインターナショナル(スタンフォード大学関係機関)、コーネル大学(米国)、ボン大学(ドイツ)が参加し、具体的な指針提示に向けて意見交換が行われました。
 この博士課程では、国際連携機関であるSRIインターナショナルによるイノベーション創出プログラムを日本の大学で初めて取り入れ、また、国際的な産学官連携に基づく海外でのインターンシップや実務研修を実施し、イノベーション実現に必須の"人間力"を高める新しいキャリア開発教育プログラムも導入するなど、実社会で活躍できる博士人材を育成し、生命の源である「食」に関する地球規模での究極の課題に対して、グリーン・クリーン食料生産を実現するイノベーション推進のリーダー養成を目指します。
 
記者会見で新たな博士課程設置構想を
発表する松永学長
シンポジウムで来賓挨拶をする篠崎資志
文部科学省研究開発局環境エネルギー課長
 
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