学内の動き T行事・イベント
◎ 農学部各学科で模擬授業・一日体験教室を開催
◇応用生物科学科
 8月16日(火)、府中キャンパスにおいて、応用生物科学科の体験教室・模擬授業が午前おび午後の2部制で開催されました。
 当日は、「遺伝子組み換え食品について」と題した講義および、PCRを用いて「お酒に強い人、弱い人」を遺伝子診断する「DNA増幅とヒトのアルコール分解酵素の解析の実験」が行われました。
 身近な内容であったこともあり、申込み受付開始から間もなく募集定員に達するなど関心の高さがうかがえ、午前、午後それぞれ30名を超える参加者は、熱心に講義と実験に参加して大盛況となりました。

◇地域生態システム学科
 8月18日(木)、府中キャンパスにおいて、夏の模擬授業「新たな持続的地域社会の構築」が開催され、70名以上が参加しました。
 当日は、千賀裕太郎教授(水資源利用計画学)と岩岡正博准教授(森林利用システム学)による授業が行われ、先般の「東日本大震災により破壊された地域社会の復興」をテーマに、これからの地域社会がどうあるべきかについて講義があり、参加者とともに考える場を用意しました。また、授業の中では、本学農学府博士前期課程1年の新田将之さんによる「自分たちが住みたいまち」についての紹介があり、「とても面白い」等の感想が寄せられました。
 参加者のアンケートでは、「とても興味が持てた」「興味が持てた」が92%にのぼるなど、講義内容に対する関心の高さがうかがえました。また、「専門的な知識と詳しい説明で、日本の「まち」について、環境について、これからの問題について、知る事が出来て、良い経験になった」「素人にとってもとても理解しやすい内容にしていただき、分かり易かったです」等の感想も寄せられました。
 
 

◇環境資源科学科
 8月20日(土)、府中キャンパスにおいて、第7回環境資源科学科「夏休み1日体験教室」が開催されました。
 当日は、伊豆田猛学科長による開会の挨拶の後、参加した56名の高校生(卒業生を含む)は、環境と資源に関わりの深い7つのテーマに分かれて、各担当教員の指導のもと、楽しくも真剣に実験・実習に取り組みました。
 環境資源科学科の「夏休み1日体験教室」は、本学で研究を行う現場を体験する機会を提供することで、一人でも多くの高校生に理科への関心を深めてもらうとともに、環境問題や資源問題に関連する実験・実習を通じて、それらの問題について深く考えてもらうことも目的としています。
 参加した高校生からは、「高校ではできない実験ができて楽しかった」「実験結果に感動した」「レベルの高い最先端の話が聞けて勉強になった」といった感想や、「先生や先輩が丁寧に教えてくれた」「雰囲気が良く気軽に質問できた」「実験の待ち時間にも先生や先輩が色々な話をしてくれて嬉しかった」といった意見が寄せられ、非常に雰囲気の良い有意義な体験教室となりました。
 
 

◇生物生産学科(予定)
 11月12日(土)、13(日)、府中キャンパスにおいて、生物生産学科の説明会、体験教室を予定しています。詳細は生物生産学科のホームページをご覧ください。
 
 
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