本イベントは、本学産官学連携・知的財産センターが中心となって開催に向けた支援が行われているもので、2007年の第１回から数えて5回目となる今回は170名近い来場者があり、年々具体的な目的･テーマを持って参加する企業が増加し、産業界においてオープンイノベーションへの意識がより高まってきていることがうかがえました。
説明会は、教員によるプレゼンテーションと個別相談で構成されており、本年度は若手を中心とした9名の教員が参加し、「アグリ・バイオ」「デバイス・装置」「医療」「情報」「計測」に関する分野について、未公開特許情報を含むフレッシュな技術に関する発表が行われました。
発表者の中には、産業界に向けて発表することが初めての若手研究者も多く、専門研究者を対象とした学会発表とは異なる雰囲気に戸惑う方もいましたが、発表後は研究内容に関する個別相談を受けるなど、共同研究を始めとする具体的な産学連携への手応えを感じることができました。
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