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◎ 科学博物館企画展「ノーベル賞を受賞した日本の科学者」を開催
 6月10日(金)から7月8日(金)、東京農工大学科学博物館において、「ノーベル賞を受賞した日本の科学者」と題した企画展が開催され、期間中学内外を含め564人が見学しました。
 この企画展は、独立行政法人国立科学博物館および全国科学博物館協議会の協力を得て開催されたもので、本博物館のほか、全国の科学系博物館において巡回展として開催しています。
 展示内容は、1949年に物理学賞を受賞した湯川秀樹氏から、2010年化学賞を受賞した鈴木章氏まで、15名の日本人科学者をパネルや受賞論文(複製)、メッセージ色紙などで紹介するもので、受賞者の幼少時代のエピソードや研究の背景を知ることで、ノーベル賞受賞者を身近に感じることができ、大学生のみならず、多くの小中学生等に科学に興味を持ってもらう目的で開催されました。
 本博物館は、7月中旬から耐震補強工事に伴う改修工事が実施される予定であり、長期休館となるため、現状の常設展示の形態が観られる最後の機会となりましたが、期間中は多くの来館者が訪れ、展示物を熱心に見入る親子連れの姿が見られるなど、世代を越えた科学への関心の高さを感じることができる機会となりました。
 

 
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