Palmer副社長は、2007年から、本学工学府および技術経営研究科(現工学府産業技術専攻)の学生を対象とした特別講義を毎年行っており、今回は「Connecting advanced technology in vehicle design and manufacturing to a company's customer and business needs」と題し、工学府学生や科学技術短期留学プログラムに参加している留学生など約70名の学生が聴講しました。
特別講義では、Palmer副社長はこれからの技術者に求められる素質について触れ、経営の分かる技術者になる重要性を力説し、また日産自動車における環境対策への取り組みや環境技術の最新動向、ビジネスの現状が紹介され、参加者は熱心にメモをとっていました。
講義に先立ち、工学府長室において、永井正夫工学府長とPalmer副社長が歓談し、永井工学府長から本学の教育への貢献に対する感謝の意が述べられました。また、現在建設中の産学交流会館や本学の産学連携の取組みの現状が説明され、ゼロエミッションなどの環境技術や安全技術などにおける今後の協力関係についての意見交換も行われました。
