この講演会は、災害時に情報弱者となる可能性の高い留学生に対して、日頃より防災に対する意識を高め、日本においての緊急時、特に地震や火災などからどのように身を守ればよいのかを、知識として、また簡単な実践を通して学んでもらうことを目的として行われ、両キャンパスとも、留学生、教職員、日本人学生などそれぞれ約40名が参加しました。
講演会は、環境安全管理センター長である普後一学術・研究担当副学長、百鬼史訓広報・国際担当副学長の挨拶の後、小金井および府中消防署の地域防災担当者から地震についての基礎知識、地震への備え、地震の時の対応、避難の方法の他、日常的な119番への通報や、消火器の使用方法などについてビデオや実演を交えた説明がありました。特に重要な部分では英語での通訳があり、質疑応答も活発に行われました。
参加した留学生からは、「地震が起きたときにどうすればいいのか、具体的に分かって安心した」「119番のかけ方がとても役に立った」等の感想が寄せられました。
