本プログラムは、平成21年度文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者養成システム改革加速」採択事業として、女性研究者の採用促進、優れた教育力・研究力を持つ女性研究者の育成、および女性研究者を取り巻く環境整備を実施しています。
当日は、小畑秀文前学長の開会挨拶に続き、塩満典子独立行政法人科学技術振興機構(JST)科学技術振興調整費業務室長から、女性研究者支援をめぐるわが国の取組みおよび女性研究者支援プログラム推進の重要性についての説明がありました。
続いて、郷通子大学共同利用機関法人情報・システム研究機構理事(前お茶の水女子大学長)から、「女性研究者のエンパワーメントに向けて」というタイトルで基調講演があり、お茶の水女子大学における取組みや、情報・システム研究機構において 現在進められている女性研究者の情報ネットワーク構築の取組み等が紹介されました。その後、宮浦千里女性未来育成機構長から、本プログラムの事業内容紹介および進捗状況について報告があり、最後に本プログラムによって平成22年度に新規採用された3名の女性教員から、 それぞれの研究テーマの紹介と教育・研究活動の報告が行われ、本学教職員および学外の関係者が聴講しました。
質疑応答では女性教員を加速的に採用する本取組みに対する期待と問題点などが討論されるなど、盛会のうちに終了となりました。
