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◎ 農工大MORE SENSE シンポジウム
「美しい地球持続のための脱炭素社会の構築」を開催

 9月10日(金)、小金井キャンパス新1号館L0111教室において、農工大MORE SENSEシンポジウム「美しい地球持続のための脱炭素社会の構築」が開催されました。
 当日は、多地点遠隔講義システムを利用して小金井地区2会場、府中地区1会場に中継され、小畑秀文学長をはじめ役員、部局長の出席のもと、合田隆史文部科学省科学技術・学術政策局長、安井正也資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長、和坂貞雄独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構理事の挨拶の後、中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授から「窒化物半導体発光素子の開発と脱炭素社会への貢献」と題し、発光ダイオードの研究や日本とアメリカとの研究環境の違いなどについて講演があり、柏木孝夫東京工業大学教授から「低炭素社会とスマートエネルギーシステム」と題し、世界的な視野での今後のエネルギーシステムのあり方について講演があり、一般市民らも含め426名が聴講しました。
 講演後は、参加者との活発な質疑応答が行われ、本学の脱炭素社会構築への取り組みを進めていく上で、大変貴重なシンポジウムとなりました。
 なお、本学では、世界で初めて青色ダイオードを実現した発光ダイオードの世界的な第一人者である中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)教授を客員教授として任命し、同日、客員教授の称号授与式を開催し、小畑秀文学長から中村修二客員教授へ辞令が手渡されました。
 
中村修二客員教授称号授与式
 
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