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◎ 環境安全特別講演会を開催
 9月1日(水)防災の日、府中キャンパス連合農学研究科棟第2会議室において、環境安全管理センター主催による、本学全構成員を対象とした特別講演会が開催されました。
 当日は、講演会の模様が多地点制御遠隔システムを利用し、小金井キャンパス工学部中央棟大会議室にも同時中継され、大学における実験研究と安全管理に関する第一人者、大島義人東京大学大学院新領域創成科学研究科教授を招き、小畑秀文学長、小野隆彦環境安全管理センター長、理事、監事を含む56名が出席、「誰のための安全か〜大学実験室における自主的リスク管理の重要性〜」と題した講演が行われました。
 国立大学法人化から6年が経過し、労働安全衛生法に基づく学内の安全管理意識が浸透しつつある一方で、研究の多様化、高度化、複雑化が進み、事故が起こる素地が十分にあると大島教授は力説し、そのような実験研究の中で、どうすれば安全が守れるか、誰が安全を守ってくれるのかなどについて、大変に熱のこもった講話があり、最後に、安全教育の目的の重要性の原点は、愛情であると結ばれました。
 講演会終了後の懇親会においても、大島教授との議論は尽きることなく続きました。
 
 
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