この特別講演会は、健やかな長寿を目指すには、がんの克服とコレステロール調節による生活習慣病の予防・治療が必須であることから、山口建静岡県立静岡がんセンター総長および遠藤章東京農工大学特別栄誉教授を迎え、わが国が世界に誇る両先生から、これまでの研究や最先端医療について、講演いただいたものです。
当日は、山口静岡がんセンター総長から、「がん医療の最前線」と題して、“医学は科学、医療は物語”との言葉のとおり、先端医療と人間味溢れるポリシーについて、貴重な講話がありました。また、遠藤特別栄誉教授から、「私のベンチャービジネス」と題して、コレステロール低下因子の発見初期からラスカー賞受賞へつながる壮大な研究の流れ、“役に立つ仕事をしたい”というベンチャー精神まで、刺激的な講話がありました。
学内外から200名を超える参加者があり、質疑応答では、がんの予防・治療戦略、発見に至る経緯などの質問があり、“長寿・健康”を考える活気溢れ、充実した特別講演会となりました。
山口建静岡県立静岡がんセンター総長
遠藤章東京農工大学特別栄誉教授・
（株）バイオファーム研究所長
（株）バイオファーム研究所長