学内の動き T行事・イベント
◎ 「先端ものづくりITエンジニア育成プログラム」
留学生のための就職支援セミナーを開催

 3月1日(月)、小金井キャンパス13号館において、東京農工大学アジア人財資金構想「先端ものづくりITエンジニア育成プログラム」事業の一環として、学内の全留学生を対象に「外国人留学生のための就職支援セミナー」が開催されました。
 当日は、中川正樹アジア人財プログラムプロジェクトリーダーの挨拶で始まり、富士通株式会社等に勤務の後、独立・起業された本学留学生OBの東川レバンレオンテック株式会社代表取締役による「外国人の就職:企業と自分を考える」と題した講演、アジア人財プログラム生のインターンシップ受入れならびに同採用の実績のある2社から、星勝美日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社インタラクティブマルチメディアソリューション本部システム部長による「ITサービス業界への就職について」と題した講演および、呉瑛録株式会社シーエスデー代表取締役による「企業の目から見た留学生のインターンシップと就職」と題した講演が行われ、引き続き、留学生支援事業を展開する柴崎洋平フォースバレー・コンシェルジュ株式会社代表取締役/CEOによる「留学生が日本で就職するためには」と題した参加型の講演があり、グローバルな基準から眺めた日本企業独特の採用方針が示されました。
 本セミナーをとおして、留学生が日本企業と関わる中で、自身のキャリアをいかにデザインしていくべきかが問題提起され、約25名の参加者からも積極的な発言があり、学生・大学・企業関係者がそれぞれの視点から、留学生の国内就職の現状と課題に対する理解を深める、大変意義深い機会となりました。
 なお、当日午前中には、アジア人財プログラム第1期生5名によるインターンシップ報告会が開催され、留学生たちが日本企業の現場で得た貴重な知見が具体的に紹介されました。
 
 
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