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◎ 「第2回ITP International Symposium」を開催
 11月19日(木)、20日(金)の2日間、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(The California Nano Science Institute, Room No.1601)において、本学とアメリカ・カリフォルニア大学サンタバーバラ校との共催で「第2回ITP International Symposium」を開催しました。
 本シンポジウムは、平成19年度日本学術振興会(JSPS)インターナショナル・トレーニング・プログラム事業の採択をうけ、本学科学立国研究拠点が実施する「"ナノ材料"プレテニュアトラック若手研究者育成インターナショナルプログラム」の一環として、同プログラムの海外パートナー校であるカリフォルニア大学サンタバーバラ校と共同で開催し、本学から若手研究者7名、カリフォルニア大学から若手研究者6名、双方の教員7名の計20名が研究発表を行いました。本学から参加した若手研究者の大半は、ITP事業の下で、海外パートナー大学(カリフォルニア大学サンタバーバラ校(米国)、サザンプトン大学(英国)、ブライトン大学(英国)、リンチョーピン大学(スウェーデン)、シュツットガルト大学(ドイツ))において6ヶ月間の研究活動を行っており、派遣先大学の研究者等と共同で実施している研究内容等について発表を行いました。
 また、本シンポジウムでは、中村修二カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の招待講演があり、若手研究者が、今後研究を進めていく上で大変興味深く感じられる内容となりました。
 このシンポジウムでは、両大学の若手研究者が多様な研究を紹介し、忌憚のない意見交換行うとともに、すでに国際的に活躍されている研究者による講演から、各自がこれまで行ってきた研究の枠を超えた新たな視点を獲得することができました。また、世代を超えた研究者間の交流を深め、異なる国・文化における研究スタイルやコミュニケーション方法を学び、互いに刺激を受ける大変有意義な機会となりました。
 
 
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