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◎ 「アグリビジネス創出フェア2009」に出展
 11月25日(水)〜27日(金)、幕張メッセ(千葉市美浜区)において、「アグリビジネス創出フェア2009」が開催され、本学から産官学連携・知的財産センターおよびアグロイノベーション高度人材養成センターがブースを出展しました。
 産官学連携・知的財産センターのブースでは、農林水産・食品産業分野の研究機関の質の高い技術シーズや研究開発の展示およびプレゼンテーションのほか、基調セミナーがあり、終日多くの来場者で賑わいました。ブースでは、渡辺元動物生命科学部門教授による「野菜・果物・茶に含まれるケルセチンがディーゼル排気ガスの生殖毒性を緩和する作用」について、佐藤幹生命農学部門准教授による「肉用鶏の脂肪細胞の増殖を抑制する"抗肥満ワクチン"の開発」についておよび、木村園子ドロテア生命農学部門准教授による「ブラジルのサトウキビ栽培に関するライフサイクルアセスメントとその結果」について、研究紹介ポスターが展示された他、本学の生産品(焼酎、米、乾麺、まんじゅう)を展示し、PRしました。
 渡辺教授と佐藤准教授は、プレゼンテーションを初日の最初に行い、発表内容に対する来場者からの反応が十分感じられました。ブースの来場者は3日間で昨年より多い172名となり、質問やアドバイスを得るなど、今後の共同研究等の連携に繋がることが期待できます。
 アグロイノベーション高度人材養成センターのブースでは、開催期間中、ブースを訪れた企業関係者等に長期実務研修(インターンシップ)の受入れについて説明を行いました。また、「キャリアパス支援センター」のスタッフもブースに常駐し、訪れた企業関係者に対し「キャリアパス支援サイト」の紹介とサイト登録案内を行いました。
 25日(水)には、会場メインステージにおいて「産学連携による博士人材の養成と産業界でのその活用」と題したシンポジウムを主催し、石原清史特任教授の司会進行により、西河淳アグロイノベーション高度人材養成センター長から「産業界への進出を目指す博士人材の養成と支援の取組」、山野井昭雄味の素株式会社顧問から「産業界から求められる博士人材像とその育成の在り方」、布藤聡株式会社ファスマック代表取締役社長から「中小企業?ベンチャー企業における人材の活用」と題した講演が行われ、157名が参加しました。
 
<官学連携・知的財産センターのブース> <アグロイノベーション高度人材養成センターのブース>
 
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