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◎ 「野生動物のための研究推進に関する包括連携協定」を締結
 9月30日(水)、栃木県庁において、栃木県、宇都宮大学及び本学は、「野生動物のための研究推進に関する包括連携協定」を締結し、福田富一栃木県知事、進村武雄宇都宮大学学長とともに、小畑秀文学長、小野隆彦広報・国際担当副学長、國見裕久農学府長・農学部長、梶光一教授が包括連携協定締結式に出席しました。
 本学は、野生動物による農林業被害の激化や生態系への悪影響の解決に向けて、平成21年度から文部科学省より運営費交付金による特別教育研究経費の事業として、「統合的な野生動物管理システムの構築」プロジェクトを、栃木県、宇都宮大学及び本学との連携事業として進めており、さらに連携を強化し、円滑にプロジェクトを推進するために本包括連携協定を締結したもので、本包括連携協定に基づき、野生動物管理のための生態学及び社会科学を統合した研究、野生動物についてのデータ及び情報の共有、行政課題の解決に向けた研究成果の活用等を効率的に実施します。
 福田知事、進村学長及び小畑学長は、本包括協定締結後、本プロジェクトへの強い支援と期待を表明し、小畑学長は、本学が1970年の農学部自然保護学研究室発足以来、野生動物や生態系管理のさきがけとして全国に多数の人材を輩出してきたこと、宇都宮大学とは、大学院連合農学研究科としての20年以上の連携実績があることがプロジェクト実現の背景にあると述べられました。
 
 
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