平成20年度農学部地域生態システム学科卒業の柚木英恵さんが
東京都公園協会賞優秀賞を受賞

 3月29日(日)、平成21年3月に農学部地域生態システム学科を卒業した柚木英恵(ゆのきはなえ)さんの卒業論文が東京都公園協会賞優秀賞を受賞しました。
 東京都公園協会は、毎年、東京を緑豊かな都市にするため「緑と水」の普及啓発に進んで参加協力した市民(個人又は団体)に対し、技術・論文・実施記録及び報告・ボランティア活動・ガーデンデザインの各部門に分けて公募し、優れたものを表彰するものです。
 柚木さんは、唯一の論文部門の優秀賞受賞者で、景観生態学研究室において、亀山章教授の指導のもと「名勝小金井(サクラ)の保護に関する研究」を作成し、受賞しました。
 小金井サクラは、江戸時代に大岡越前守忠相の命により玉川上水の両岸に植えられたヤマザクラの名品種で、近年、ケヤキなどの樹木が大きく成長し、サクラが被圧され樹勢が衰えており、1,000本余のサクラの樹形と樹勢を計測調査し、ケヤキの成長量とサクラの成長量を比較し、被圧の実態を明らかにして、サクラの保護の方法を提言しています。
 
  

<柚木英恵さん>
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