◎ カザフスタン国立農業大学学長ら一行が来訪

 4月8日(水)、カザフスタン国立農業大学イエスポロフ・トレクテス学長、カザフスタン教育科学省科学委員会ミルザホッジャ・ディヤス副議長、コクシェタウ国立大学化学部 アイマコフ・オラズハン学部長、クズィルオルダ・ボラシャーク私立大学ジュニッソフ・アバイベク学長ら、カザフスタン共和国代表団6名が、小野隆彦広報・国際担当副学長を表敬訪問され、農学府の寺岡徹教授、濱野國勝教授、国際センター川端良子准教授と活発な意見交換を行ないました。
 意見交換では、カザフスタン国立農業大学(※)からの留学生・教員の交換交流実施について要望が出されるなど、今後、交流協定締結に向けて検討していくこととなり、府中キャンパスの施設見学では、途中、同国の南側の隣接国であるウズベキスタンからの本学留学生とも懇談するなど、親善を深めました。
 代表団一行は、日本電子株式会社、株式会社島津製作所等の理化学機器メーカーを訪問し、本年7月8日に開催予定の日本―カザフスタン・シンポジウムの打合せなどを行なった後、農学分野を専門とする日本の大学との意見交換を行うことを希望し、都心で農学部のある大学として本学を訪問されました。
 なお、カザフスタン共和国はソビエト連邦崩壊後の1991年に独立し、石油、天然ガスなどのエネルギー資源、鉱物資源に恵まれた中央アジアの資源大国で、独立国家共同体(CIS)に加盟しています。
 
※カザフスタン国立農業大学
 カザフスタンには国立大学が9校あり、学長は大統領により任命される。カザフスタン国立農業大学は、約80年前に創立され、カザフスタンの農業分野ではトップの大学。学生数1万1千人、教授数700人、准教授2000人強、7学部37学科の規模を誇り、海外との姉妹校協定は33大学におよぶ。
 
 
    
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