生物システム応用科学府博士前期課程2年の飯野匠太さんが、『第24回冬季ユニバーシアード競技大会』にカーリング日本代表として出場決定

 生物システム応用科学府博士前期課程2年の飯野匠太(いいのしょうた)さんが、昨年12月12日から14日に北海道帯広で開催された『ユニバーシアード代表選考会』のカーリング競技に出場し、見事優勝しました。あわせて、2月18日から中国のハルピンで行われる『第24回冬季ユニバーシアード競技大会』のカーリング日本代表として出場することになりました。
 
<中央:飯野さん>  
 
【ユニバーシアードへ向けて】 生物システム応用科学府博士前期課程 2年
 飯野 匠太
 カーリング競技は、4人ずつ2チームで争われます。ハウスと呼ばれる円に向かってストーン(石)を滑らせ、円の中心により近づけたチームに得点が与えられます。掃き手がブラシで氷上をこすり、石の速さやコースを調整します。東京にはカーリング場はなく、練習は週末に山中湖や軽井沢に遠征することで行いました。チーム結成から3年目となる昨年度には日本選手権で準優勝し、今年度は日本カーリング協会強化指定チームとしてカナダ遠征などを通しチームの強化を行ってきました。
 代表選考会は各地域代表6チームで争われました。決勝は、全日本代表メンバーを含んだ長野のチームとの対戦となりましたが、ユニバーシアード出場に懸ける想いと、今までのチーム作りの成果を発揮し、接戦を制し代表の座を手にしました。ユニバーシアードの男子カーリング競技は日本を含めた10カ国が出場します。今年1月に開催された軽井沢国際カーリング選手権大会でも対戦した開催国中国代表チームや、世界王者カナダなど強豪国が多数出場し非常にレベルの高い大会になることが予想されますが、日本の大学生の代表として世界にぶつかっていくチャンスを存分に楽しみたいと思います。
  
※ ユニバーシアード競技大会とは
 国際大学スポーツ連盟が主催する全世界の学生の総合競技大会のこと。別名「学生のオリンピック」とも言われ、2年毎に開催されています。英語では普通、World Universty Games of FISU の名で呼ばれています。
 
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