テクノルネサンス・ジャパンにおいて「ナビタイムジャパン賞」で
工学府学生のグループが最優秀賞を受賞

 日本経済新聞社主催のテクノルネサンス・ジャパン「企業に研究開発してほしい未来の夢」コンテストにおいて、工学府情報工学専攻博士前期課程1年の槙島 量さんと岡田 聡さんのグループ提案の「ふらっとナビ」が、「ナビタイムジャパン最優秀賞」を受賞しました。
 このコンテストは、大学での研究と企業のコア技術・事業を組み合わせることで、新しいサービスや製品のアイデア、それらを展開するためのビジネスモデルの提案を行うことをめざしています。本年度は企業8社(旭化成株式会社、住友化学株式会社、ダイキン工業株式会社、東レ株式会社、株式会社ナビタイムジャパン、株式会社フジクラ、三井化学株式会社、株式会社村田製作所)の参加により開催され、一次審査を通過したアイデアのみ、企業においてプレゼンテーションを行い、各賞が選出されました。
 なお、表彰式は1月16日(金)に、経団連会館において行われる予定となっています。
   
●ナビタイムジャパン最優秀賞
 スケジュール推薦サービス「ふらっとナビ」
 個人の嗜好に合致した店舗と、その場所に滞在可能な時間の提示を可能とした、「次の予定までの空き時間」を有効活用するためのサービスです。本サービスでは、ユーザの登録情報と利用履歴から学習を行い、嗜好を満足させるスケジュールを推薦します。ナビタイムジャパンの保持する巡回経路探索アルゴリズムに、個人の嗜好抽出の技術を組み合わせることで実現が可能です。一人一人に応じたサービス提供、複数店舗巡回コースの自動提示、動的なタイムスケジューリングを特徴としています。
 
  
  
  
【受賞に寄せて】 工学府情報工学専攻 博士前期課程1年
槙島 量
 この度は、このような素晴らしい賞をいただき誠に光栄に思います。今回のコンテストを通して沢山の方々と出会い交流できた事、そして多くの知識・経験を得て成長できた事を嬉しく思います。
 
  工学府情報工学専攻 博士前期課程1年
岡田 聡
 本コンテストへの参加を通して、ニーズを発掘して具体的な解決策をまとめるプロセス、相手を説得するプレゼンテーション技術など、数多くのことを学ぶことができました。私達の提案が評価されたことを光栄に思います。
  
※2008年12月22日の日経新聞朝刊、およびwebで受賞者一覧等、詳細が紹介されています。
 
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