ロボット研究会R.U.R. 寺田 篤さん(工学部機械システム工学科4年)
「全日本マイクロマウス大会 マイクロクリッパー競技」で優勝

 11月23日(日)、茨城県つくば市で「第29回全日本マイクロマウス大会」が開催され、「マイクロクリッパー競技」において、ロボット研究会R.U.R.所属の工学部機械システム工学科4年 寺田篤さんが優勝しました。

 マイクロクリッパーとは、ハンドを搭載した全自動のロボットを用いて、16×16のマス目状の迷路内に置かれた複数の円筒を発見、上下反転させるロボットコンテストで、制限時間内に反転させた円筒の数、または全て反転させスタート地点に戻ってきたタイムを競います。今回の大会では、大学生や社会人をはじめとして、海外からの参加もありました。

 自ら設計、製作、制御したロボットで出場すること4年目にして、初優勝を果たした寺田さんは「効率的に迷路を探索でき、かつ計算時間の短いアルゴリズムの開発と、円筒を処理する時間を短縮するための正確・高速なハンドリングの追及が功を奏したのだと思います。ここまで来ることができたのも今まで応援してくれた皆様のおかげです。」との感想とともに、「今年の優勝という結果には満足していますが、走行系の制御など、マシンの要素一つ一つで見れば他のマシン、特に海外勢に一歩及ばない点もあります。次回はこのような点を改善し、どれをとっても負けないような見応えのあるマシンで大会に挑みたいですね。」と今後の抱負を述べていました。

 ロボット研究会R.U.R.では、本大会以外にも「NHK大学ロボコン」をはじめとする様々な大会に参加し、優秀な成績を収めています。今後とも、ロボット研究会R.U.R.の活躍にご期待ください。
 
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