◎ TA(ティーチングアシスタント)セミナーを開催

 大学教育センター主催のTAセミナーが、4月8日(火)に小金井キャンパスで、4月9日(水)に府中キャンパスで開催され、2会場合わせて358名のTA学生が参加しました。
 このセミナーは、TAが教員と一体となって教育にあたることが重要であるとの立場から、平成17年度から大学教育センター主催で開かれているものです。昨年度同様、TA経験者による体験談の紹介や、「安全教育」の時間を設け、実験・実習での「危険事例」の紹介がありました。また、様々なトラブルに対応できるTAの養成を目指して、ワークショップ形式も充実させました。
 当日は、梅田倫弘大学教育センター長から開催の挨拶の後、センター専任教員の調 麻佐志准教授が、「TAの業務」と題して、本学のTA実施要項、業務内容、学生指導のポイントについて説明を行いました。続いて、環境安全・衛生管理チームの浜田 専門職員が、「実験・実習」での事故・災害例を紹介し、「実験者の安全心得」について講義を行ないました。最後に、講義の内容を深めるため、TAに従事する際に遭遇するさまざまな状況に対して、事例を紹介しながら、クイズ形式で内容を考えさせるワークショップが行われました。
 参加した学生からは、「事故の説明は大変ためになった」、「ワークショップが非常に有益だった」、「TA経験者の説明は説得力があった」等の意見がありました。本セミナーの成果が、教員とTAが一体となった教育改善に生かされることが期待されます。 
 
 
    
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