◎ 「女性獣医師の社会復帰のための再教育支援プログラム」に
関する特別招待講演会を開催

 1月16日(水)、農学部新4号館4−32講義室において、今年度からスタートした、文部科学省委託事業「出産・育児などで休業した女性獣医師の社会復帰のための再教育支援プログラム」で獣医学科の松田浩珍教授をリーダーとしたプロジェクト主催の、学内向け「特別招待講演会」を開催しました。
 講演会では、まず前半に来日中の済州国際大学・獣医学教授 申台均博士(Dr. Taekyun Shin)をお招きして、「EAE model : present and perspective」と題して、自己免疫性脳脊髄炎の実験モデルを用いた研究について、これまでの知見とこれからの研究の展望を英語でわかり易く解説していただきました。
 続いて後半では、(財)東京都保健医療公社多摩南部地域病院呼吸器内科の土岐敦先生をお招きし、「ハイパーサーミアを使用した肺がんの集合的治療について」と題して、マイルド・ハイパーサーミアという従来の方法より低温での最新の温熱療法によって、癌細胞を効率よく攻撃する安全で新しい癌の治療戦略を解説していただきました。
 講演会には、学部生・大学院生・留学生・教職員など約30人が参加し、熱心に聴講しました。講師のお二人ともが最新・最先端の研究テーマに従事されているお話であっただけに、参加者の関心も高く、それぞれの講演の後には、時間一杯まで活発な質疑応答が行なわれました。
 

<申台均氏>

<土岐氏>
   
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