工学部電気電子工学科 黒川浩助研究室の学生たちが
第3回やまなしエコエネルギーコンテストのソーラーカー競技で
デザイン賞を受賞

 環境保全や温暖化防止について考える「第3回やまなしエコエネルギーコンテスト」が11月18日(日) 甲府・アイメッセ山梨で開かれ、ソーラーカー競技部門において本学工学府電気電子工学専攻修士1年の山口健一郎さんをはじめとした、黒川浩助研究室に所属する学生たちが製作した「くろマッハ」号がデザイン賞を受賞しました。
 ソーラーカー競技は、太陽からの光エネルギーのみを効率よく利用した完全自立走行型のモデルカーによって、コース内の障害物をクリアしながらゴールを目指すライントレース競技です。 今年は大学、高専、高校など過去最多の21チームが出場し、すがすがしい秋空のもとレベルの高い試合が繰り広げられました。残念ながら「くろマッハ」号は完走できなかったのですが、山口くんをはじめ、参加した学生たちは日ごろ味わえない貴重な体験ができたと感想を述べております。
 また、ソーラーカー競技以外にもエコエネルギー技術に関する様々な展示やイベントが行われ、多くの家族連れでにぎわいました。来年も開催される予定なので、エコエネルギーに興味がある方はぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。
 
 
<受賞した「くろマッハ」号>
 
 
 【受賞に寄せて】 工学府電気電子工学専攻 修士1年
 黒川浩助研究室 山口健一郎
 やまなしエコエネルギーコンテストは今年で3回目の開催となります。私が所属する黒川浩助研究室は太陽光発電システムを研究しているということもあって、初年度から今年まで3年連続でソーラーカー競技に参加し、今年は「くろマッハ」と「ソーラーぱんだ」の2チームが出場しました。写真は2チームのメンバーの写真です。
 過去2年ともデザイン賞を受賞していたので、今年はデザイン賞だけでなく優勝できるマシンを目標にソーラーカーの製作に取り組んだのですが、残念ながら完走すらできませんでした。しかし、ソーラーカーを製作する中で、チームメンバーたちと意見を出し合い、夜遅くまで一緒に作業をしたことは非常に貴重な体験だったと思います。今回の受賞もそんなチームメンバーたちのがんばりがあったからだと思います。もしチャンスがあれば、来年もこのコンテストに参加して今度こそは優勝を狙いたいと思います。 
 
   
←前のトピックス〉                                       〈次のトピックス→

467号目次へ戻る