◎ 米国・ニューヨーク州立大学バッファロー校職員の来訪

 10月18日(木)〜19日(金)、本学の姉妹校であるニューヨーク州立大学バッファロー校から、物理学のJonathan P. Bird教授と言語学部の下條光明准教授が来訪し、工学分野における科学技術日本語について、本学関係者と意見交換を行いました。
 同校では、日本及び日本語環境での工学研究活動に対応できるアメリカ人(及びその他、非日本語話者)の育成を通して、日本との相互理解及び研究協力の促進を行うことを目的に、「工学・科学技術日本語プログラム」の策定を目指しています。当該プログラム構築に向けて、本学の留学生センター越前谷明子教授をはじめとする留学生センター教員との意見交換、日本語授業見学を行った他、本学の同校窓口教員である工学府山本隆司教授ら機械システム工学科関係者との意見交換を行い、今後、継続的な情報交換を行い、プログラム構築に協力していくこととなりました。

 また10月29日(月)には、同校のMelissa L. Polasik海外留学ディレクターが、本学国際事業推進チーム、留学交流推進チームと留学生センターに学生の相互交流に関する意見交換のために来訪しました。
 同ディレクターは、小野隆彦広報・国際担当副学長を表敬した後、本学の留学生センターの教員と科学技術短期留学プログラムをはじめとする学生の相互交流について意見交換を行ったほか、留学生センターが開講している日本語研修の授業や、図書館等の施設見学を行いました。また、施設見学後に都内で行われた歓迎懇親会においては、これまで本学からニューヨーク州立大学バッファロー校へ派遣された事務職員及び留学生センターの教員等が多数参加し、和やかな雰囲気の中、本学への感想や帰国した同校留学生の思い出を語り合うなど互いに親交を深め合いました。

 これまで、本学と姉妹校である同校との間では、科学技術短期留学プログラム留学生受入(11名)、夏季語学研修学生派遣(17名)及び事務職員研修派遣(4名)等を行なっており、現在でも交流が活発に行われています。
  
 
   
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