◎ TA(ティーチング・アシスタント)セミナーを開催

 大学教育センター主催のTA(ティーチング・アシスタント)セミナーが、前学期に引き続き、9月28日(金)に小金井キャンパス、10月1日(月)に府中キャンパスにおいて後期任用学生を対象に開催され、2会場併せて48名のTA学生が参加しました。
 このセミナーは、TAが教員と一体となって教育にあたることが重要であるとの立場から、平成17年度から大学教育センター主催で行われているものです。前学期と同様に、「TAの業務」「安全教育」「ワークショップ」の3部構成のセミナーを企画しました。
 当日は、梅田倫弘大学教育センター副センター長から開催の挨拶の後、センター専任教員の調 麻佐志准教授が、「TAの業務」と題して、本学のTA実施要項、業務内容、学生指導のポイントについて説明し、その後、TA経験者による体験談が披露されました。続いて、環境安全・衛生管理チームの浜田専門職員が、「実験・実習」での事故・災害例を紹介し、「実験者の安全心得」について講義しました。最後に、講義内容をより深めるためのワークショップを、センター専任教員の加藤由香里准教授が行ないました。
 ワークショップでは、2〜4名の小グループに分かれて、TAとして適切な対応が求められる3種類の内容(@学生との関係、A実験・実習での対応、B教員との役割分担)について話し合いを行い、その結果を全員の前で発表しました。短い時間でしたが、グループごとに活発な議論が行われ、全体での発表内容も充実したものとなりました。
 参加した学生からは、「事故の説明は大変ためになった」、「ワークショップが非常に有益だった」、「TA経験者の説明は説得力があった」等の感想が寄せられました。本セミナーの成果が、教員とTAが一体となった教育改善に生かされることが期待されます。
 
 
 
  
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