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9月4日(火)、東京都北区北トピアで開催された平成19年度日本醸造学会大会において、東京農工大学大学院農学府が麹菌ゲノム解析コンソーシアムを構成するメンバー17機関のうちの一機関として日本醸造学会特別表彰を共同受賞しました。 本賞は、日本醸造学会が、国菌である黄麹菌ゲノム塩基配列を明らかにした業績が醸造学のみならず広く科学技術の進歩発展に寄与するところが大きいことを高く評価して特別に設けた表彰です。 麹菌は、日本で解析した最も大きいゲノムサイズの生物で、麹菌ゲノム解析コンソーシアムによる解析の研究成果は、2005年のNature誌に掲載され国際的にも高く評価されています。本学農学府は、この解析で特に蛋白質分解酵素のアノテーションに多大な貢献をしたことが高く評価されております。 また、麹菌ゲノム解析の成果に基づいて、本学が研究代表者になり提案した「ゲノム情報に基づく麹菌全プロテアーゼの解析」が生物系特定産業技術研究支援センターの「新技術・新分野創出のための基礎推進事業」の提案課題として採択され、さらに研究が進められており、その成果に大きな期待が寄せられています。 |
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