◎ ロンドンインペリアルカレッジにて国際産官学連携の展望について講演
 去る4月24日(火)に英国ロンドンのインペリアルカレッジにおいて、「技術と文化に基づく産官学連携」についての特別講演会(主催:ジャパンソサエティー、共催:日本学術振興会)が開催され、本学から小野隆彦 広報・国際担当副学長及び連合農学研究科の千葉一裕教授が講演者として招かれて、「産官学連携による技術革新は我々の日常生活にどのような影響を及ぼすのか、また、国際社会において研究開発は私達をどのような方向に導くのか」という内容について講演されました。
 当日は、女王陛下のいとこにあたる、Duke of Gloucester殿下をはじめ、野上駐英大使、ジャパンソサエティの会員の方々、インペリアルカレッジを含むロンドン近郊の大学関係者など錚々たる方々にご出席いただきました。はじめに千葉教授から、産官学連携に基づく今後の技術革新の展望と資源やエネルギーを大切にする日本の考え方などについて講演が行われ、続いて小野副学長から、産官学連携推進の重要性とその課題についてスピーチがありました。
 講演後のフリーディスカッションでは、技術革新における大学、産業界及び政府機関の役割、また、技術の進歩は未来における我々の日常生活をどのようにかたちづくって行くのか、そして今後我々はどのようなことをなすべきなのかなど、海を越えての活発、かつ、真摯な意見交換が行われ、関係者にとって大変有意義な一日となりました。
 

    
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