◎ ものづくり工房完成披露式を挙行

 3月16日(金)、工学部附属機械工場のものづくり工房完成披露式を挙行しました。式には、文部科学省国立大学法人支援課 小山晴己課長補佐、工作機械メーカからの来賓、教職員など約70名が出席し、小畑秀文学長からのあいさつにつづき、事業の成果報告などがあった後、ものづくり工房の看板の上掲式が執り行われました。
 この事業は、平成18年度の特別研究教育経費「デジタルものづくり教育プログラム開発事業」の交付金ならびに工作機械メーカや連携大学院の提携先のご協力により、今後5年間にわたり、ものづくりに関する実践的な教育プログラムの開発を行うことを目的としています。これにより平成18年度はものづくり工房が建設され、最先端の工作機械が約20台設置されました。この事業では、機械システム工学科1年生の「特別研究T」において、120名の学生がスターリングエンジンを一人1台製作しました。また、3年生の特別研究において、独創性を伸ばすことを目標にして課題研究的なものづくり実習を行い、6グループ18名が計6台のユニークな走行ロボットを製作しました。
 披露式ではこれらの成果の紹介がなされたほか、新しく機械工場に導入された工作機械の見学が行われました。また、機械工場が支援しているロボット研究会RUR、チームエネラボ、TUATフォーミュラ、航空研究会などの課外サークルの活動紹介もあり、学生が製作したロボット、自動車、飛行機などの実物を前に来賓の方々と学生さんとのものづくり談義が活発に交わされました。
 
 
 
   
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