◎ TA(ティーチング・アシスタント)セミナーを開催

 4月11日(水)に、大学教育センター主催のTAセミナーが、小金井キャンパス、府中キャンパスの各会場で開催され、2会場併せて440名のTA学生が参加しました。このセミナーは、TAが教員と一体となって教育にあたることが重要であるとの立場から、平成17年度から大学教育センター主催で開始されているものです。今回のセミナーより、新たに「安全教育」の時間を設け、実験・実習での「危険事例」の紹介がありました。また、様々なトラブルに対応できるTAの養成を目指して、ワークショップ形式も充実させました。
 当日は、梅田倫弘大学教育センター副センター長から開催の挨拶の後、センター専任教員の調 麻佐志准教授が、「TAの業務」と題して、本学のTA実施要項、業務内容、学生指導のポイントについて説明を行いました。続いて、環境安全・衛生管理チームの若林専門職員が、「実験・実習」での事故・災害例を紹介し、「実験者の安全心得」について講義しました。最後に、講義の内容を深めるためのワークショップが、センター専任教員の加藤由香里准教授によって行われました。ワークショップでは、小グループに分かれて、TAとして適切な対応が求められる3種類の内容(@学生との関係、A実験・実習での対応、B教員との役割分担)について話し合いました。短い時間でしたが、グループごとに活発な議論が行われ、全体での発表内容も充実したものでした。
 参加した学生からは、「大変ためになった」、「ワークショップが非常に有益だった」、「TAとして自覚ができた」等の意見がありました。本セミナーの成果が、教員とTAが一体となった教育改善に生かされることが期待されます。 
 
     
 
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