農学部4年日野愛子さん等が 高校生向け科学雑誌「some one」を創刊

 理科離れが問題になっている中、理系の大学生や大学院生が編集スタッフとなって企画した高校生向け科学雑誌が創刊されました。本学から農学部・農学府の学生3名が編集スタッフとして携わり活躍しています。
 
「some one」編集長  農学部応用生物科学科4年
日野愛子
 2007年2月9日付の毎日新聞夕刊に、私が、インターンシップ活動として編集に携わる高校生向け科学雑誌『someone(サムワン)』についての取組みが取り上げられました。本誌の発行元は、実験教室などのバイオ教育事業を中心に展開するベンチャー企業、株式会社リバネス。
 『someone』は、「いつもあなたのそばにサイエンス」をコンセプトとして、2006年10月に創刊した、高校生以下に無料で配布をしている科学雑誌です。理系離れが叫ばれ、興味の入り口となるような科学雑誌が低迷する今、記事の内容・見た目のデザイン・値段、この全ての面において、高校生を中心とした若い世代が、気軽に手にとれるような雑誌を目指し、作成を行なっています。関わるスタッフが普段感じている科学へのわくわく感を、読み手である高校生の視点で伝えること、これが一番難しくもあり、やりがいのある部分です。年3回の発行に向け、読者である高校生の声を反映させながら、より多くの人に手にとってもらえるよう、チャレンジしていきたいと考えています。
 
  
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